【デザイン解説】
半屋外の居場所を主役にした庭空間をテーマに、視線制御・素材感・滞在性のバランスを重視した構成としています。
庭の中心には、アウトドアキッチンの屋根として**ファンルーフ 独立式(サイドパネル付)**を配置。
建築から独立させることで、室内外の動線を曖昧にせず、外構空間そのものを一つの“部屋”として成立させています。サイドパネルにより、周囲からの視線を適度に遮りながらも、完全に閉じないことで抜け感と開放感を確保。日常の延長として使える半屋外ダイニングを形成しています。
屋根があることで、バーベキューや簡単な調理だけでなく、配膳・後片付けまでを屋外で完結しやすくなり、庭での滞在時間そのものを延ばします。
**アートウォール seed**をファンルーフ背面および隣地境界部における目隠し塀として採用。
アウトドアキッチンやダイニングを備えた半屋外空間では、周囲からの視線制御と安全性の確保が空間の質を大きく左右します。アートウォール seed は、十分な高さと堅牢な構造を備えており、プライバシーを確保しながらも、外構全体に安心感をもたらす境界要素として機能します。
敷地境界には、**アレグリアフェンス TL4型 **を配置。視線をしっかりとコントロールしつつ、完全な遮断にならないデザインにより、圧迫感を抑えたプライバシー確保を実現しています。
【使用製品】
ファンルーフ独立式 サイドパネル付 間口4320 出幅7尺 KMB
アートウォールseed H2400 タイル仕上げ クラストエッジACE-400
アレグリアフェンスTL4型 H2000 SB